職員が仕事と子育てを両立させることができ、職員全員が働きやすい環境をつくることによって、全ての職員がその能力を十分に発揮できるようにするため、次のように行動計画を策定する。
1.計画期間
平成22年4月1日~平成27年3月31日までの5年間
2.内容
(1)子育てを行う労働者等の職業生活と家庭生活との両立を支援するための雇用環境の整備
目標 1
計画期間内に、育児休業の取得状況を次の水準以上にする。
男性・・・計画期間内に1人以上取得する
女性・・・取得率を95%以上にする
<対策>
平成22年度~ | 男性も育児休業を取得できることを周知するため、管理職を対象とした研修を年に1回実施 |
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平成22年度~ | 短時間勤務制度を取得できることを周知するため、院内LANを活用した啓発の実施 |
平成23年度~ | 出産後の配偶者だけでなく、祖父母となる職員も育児休業を取得することができるための環境整備 |
目標 2
計画期間内に、子の看護のための休暇の取得状況を次の水準以上にする。
1年間に3人以上取得する
<対策>
平成22年度~ | 子どもの看護のための休暇を取得できることを周知するため、管理職を対象とした研修を年に1回実施 |
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平成22年度~ | 子どもの看護のための休暇を取得できることを周知するため、院内LANを活用した啓発の実施 |
平成23年度~ | 子どもの看護のための休暇を取得しやすくするための就業規則の変更(特別休暇:無給扱いから有給扱いへ) |
(2)働き方の見直しに資する多様な労働条件の整備
目標 3
計画期間内に、年次有給休暇の取得状況を次の水準以上にする。
取得率を53%以上にする
<対策>
平成22年度~ | 現状を把握するため職員の取得実態を調査し、年次有給休暇の取得を容易にするためワークシェアリングを実施するための環境整備 |
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平成22年度~ | 年次有給休暇に対する意識の改革を図るため、管理職を対象とした研修を年に1回実施 |
(3)その他の次世代育成支援対策に関する事項
目標 4
計画期間内に、子どもに関する地域貢献活動等の支援として次のことを実施する。
子どもの職場見学を年1回実施する
職員の自動車運転に対する交通安全教室を年1回実施する
<対策>
平成22年度~ | 子どもの多様な体験活動等の機会の充実を図るため、近隣の小学校・中学校・高等学校との連絡及び法人内の施設の提供 |
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平成22年度~ | 子どもを交通事故から守るため、業務に使用する自動車の運転者に対する交通安全教室の実施 |
平成23年度~ | 子どもを交通事故から守るため、院内LANを活用した啓発の実施 |
目標 5
計画期間内に、若年者に対するインターンシップ等の就業体験機会を提供する。
就業体験の機会を年3回以上提供する
<対策>
平成22年度~ | 次世代の社会を担う若年者の能力開発や適職選択による安定就労を推進するため、職業訓練企業との連携及び法人内の施設で受け入れるための環境整備 |
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平成22年度~ | 就業体験機会を提供するため、院内LANを活用した啓発の実施 |