※ご注意:リハビリをご希望の方は必ず医師の診察をお受けください。
リハビリとは
リハビリテーションとは、病気やケガなどによって、これまでできていたことができなくなってしまった方が、残された機能や環境を活かして“その方らしい生活”に戻っていくための一連の働きかけです。
関節を動かしたり、筋力や体力を鍛えることが必要な方には個別に応じた運動を処方して回復を促します。回復に応じて外に出ることが可能になれば、同行して安全な外出について考えていきます。
住み慣れた家での生活に戻りたい、家族に料理を作りたいという方には、実際場面での練習や環境設定について一緒に取り組んでいきます。そのための支援が必要であれば、さまざまな職種の人たちと協力していきます。
皆様へのご挨拶
リハビリテーション部
部長 坂本 貴子
病気やケガでの突然の身体状態の変化には、本人だけでなくご家族も戸惑うことが多いと思います。リハビリテーションは医師・看護師・介護福祉士・社会福祉士など多職種が連携して、家族の協力を得ながら患者様の回復を促していく医療です。
当院リハビリテーション部には、令和2年5月現在、理学療法士32名・作業療法士22名・言語聴覚士9名が在籍しており、入院後の急性期から地域包括ケア病棟や回復期リハビリテーション病棟では退院後の生活を考えての治療を行っています。退院後から始まる生活の不安に対しては、訪問リハビリテーションや通所リハビリテーションのスタッフが援助しています。
近年は地域包括ケアシステムの構築のため、行政と連携しながら疾病予防の講話や運動指導や会議などリハスタッフが地域にでることも増えています。
地域の皆さまにとって、より良いリハビリテーションが提供できるようにスタッフ全員で努力していきたいと思います。